メンタリング制度を半年間運用しての感想

こんにちは。

当社ではメンタリング制度を導入しています。

実施方法・内容についてはメンタリングの各ペアにゆだねています。

今回は若手社員のKさんと新人Yさんのメンタリングを半年間運用した内容についてご紹介します。


▼KさんYさんペアの運用例

・実施頻度:1回/月(1時間/回)

・実施場所:カフェ、Zoom

・内容:業務環境、人間関係、資格・勉強、社内制度、私生活


左:Yさん(メンティー)、右:Kさん(メンター)


ーメンター制度はどんな感じで運用してますか?

K:Yさんとははじめてでしたので、話しやすいように業務の内容の変化もある月1回で運用を始めました。基本的に、近況について私が質問をしてYさんがその時の状況や感じていることについて答えてもらっています。その日の会話の中から気になっていることを深堀してます。

Y: 基本的に、対面で実施してもらっています。初めは少し緊張もしましたが、徐々に緊張もほぐれていきました。今では話したいことが多いせいか、毎回時間が足りないくらいです。Kさんから話しかけてくださるのでとても話しやすいです。


ーなるほど。実際の中身はどんなことを話していますか?

Y:まだ入社して月日が浅いので、率直に疑問に感じたことを質問しています。また、私が話す近況の内容についての改善点であったり、助言もいただいています。例えば、これまでに社内制度の利用の有無についてや、業務中の質問を行うタイミング等について話しをしました。

K:キャリアの相談に限らず、上司に相談するほどでないような小さな日常の疑問や不安や、私生活の他愛のないことも話せるような存在になれればと思っています。業務では直接関わりがないので、社内で気軽に話せるお姉さん的な感じですかね。(笑)


ー運用して半年ですが、メンター制度についてはどう感じていますか?

Y:気軽に相談ができるので、気持ちの面でとても助かっています。日常の疑問や不安に関して、自分一人で抱え込まなくなりました。メンター制度があって良かったと日々実感しています。

K:Yさんが不安に思ったり考えたりすることは私の新人の頃と本当に重なることが多くて(笑)、参考の一つとして当時の私の経験を話します。Yさんが頑張っている姿をみて、私ももっと頑張らなくては!と感化されたりして、私にも良い影響のある機会となっています。


ーメンター制度としてはまだ道半ばでしょうか?

Y:今の所、順調にメンター制度を実施出来ているのかなと思っています。メンタリングを毎月1回1時間ほど実施してもらっていますが、現在の頻度だと時間が足りないように感じていました。振り返り会の際に、Kさんとメンタリング実施頻度に関しての認識合わせが出来たので安心しました。

K:ちょうど半年経過した頃、メンタリングについて二人で振り返りをしてみました。今は適当な実施頻度や時間について模索しています。互いに毎回時間が足りていない認識があり、時間が足りないためにメンタリングの内容に偏りが出ていると感じています。今後もこの制度をフル活用できるように二人で改善しながら運用していきたいと考えています。


ー最後に、Yさんから見てメンターはどういう存在ですか?

Y:一言で表すと頼りになる先輩です。普段から、質問してみたいことがある際に、メンタリング実施時に聞いてみようと思うことが増えました。Kさんのこれまでの経験談を聞くと、その時々に抱えている不安や疑問は、自分だけではないと気づかされました。客観的に自分を見つめ直す機会にもなっており、学ぶことが多いので、大変良い刺激を受けています。


ーKさんは、Yさんに対してどのような関わりを心掛けていますか?

K:Yさんの置かれている立場や状況、どういう考えをもっているかをできるだけ理解・尊重するよう心掛けています。メンタリングの内容は必ず明確な答えがあることばかりではないので、私の話をするときはあくまでも参考の一つであったり、一般的な話しをしているつもりです。最終的にそれらがYさんが考えるための助けになればいいな、と思っています。


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